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2015年12月27日

クリスマスにマックスに来たトイプードルのMana(マナ)くん。9月18日生まれの男の子。
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12月27日に心臓の手術をしました。

術後すぐのMana。
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左の脇の下に大きな傷があります。

Manaの病気は動脈管開存症(PDA)。
先天性の心臓疾患です。

生後に動脈管という血管が閉じずに残ってしまう病気です。

動脈管は大動脈と肺動脈をつなぐ血管で、胎児期は肺で呼吸をしないため、この動脈管を使って心臓から肺に送られた血液が全身に向かいます。

正常な仔犬であればこの動脈管は、肺呼吸にともなって生後3日ほどでふさがるのですが、Manaは残ってしまいました。

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この動脈管を塞ぐ手術を行いました。

動脈管が残ってしまうと、閉じない動脈管に余計な血液が流れてしまいます。
血液は肺を通って左心房に入り、左心房と左心室に余分な負荷を与えてしまうのです。

早ければ1年以内で心不全を起こす可能性のあるPDA。

この後、手術画像があるためご注意ください。

体重1.3㎏のManaの動脈管の長さは、約4㎜でした。

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糸が掛かっている部分が動脈管です。

術後翌日のMana。
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傷は痛々しいけれど、手術は成功です。これでPDAは完治しました。

後は傷が治るだけです。
Mana♡すくすくと成長してね。
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術後3日目のMana。